伍曜
2008年01月16日
23:11
あたふたしている伍曜をみんなが気遣ってくれた。
ホントにこの家族に出逢えて良かったと心からそう想った。
撮影会も終わり、それぞれが家路についた。
残ったのはスタッフとわずかな常連たち。
その中の一人、スタッフのkijiさんが暖炉を見つめ、
「そういえば、この暖炉」
「何人乗れるか試したよね・・・。」
そう言って暖炉の上にまた腰を掛けたのが印象的だった。
いよいよ、オーナーであるSyuriさんが屋上から順に撤去していく。
みんなただ黙ってその様子を見守っている。
徐々に店内が片付いてゆく・・・。
「こんなに広かったんだ・・・。」
「そうだね・・・。」
日頃、大勢の人たちで賑わっていたから余計にそう感じさせる。
そして、とうとう最後に看板だけが残された。
その看板を見つめながら、初めて雅に来た時のことを想い出していた・・・。
その時その時間にはまだ誰も来ていなくて、玄関の前に立っていたら、Geoさんがやさしく声を掛けてくれたっけ・・・。
きっとみんな看板を見つめながらそれぞれに想いを巡らせていたことでしょう。
「夕陽の向こう側には何があるんだろう・・・。」
その答えは分からない。
でも、いつまでも夕陽を眺めてばかりいては、後ろから昇ってくる朝陽に気づかない。
新たに昇ってくる朝陽(ユリワカフェ・雅SHIRAHAMA店)を見に行こう。
ユリワカフェ・スタッフのみなさんへ
これからも色々お世話になります。
迷惑掛けることもあるかもしれませんが、よろしくお願い致します。